Monday, July 9, 2012

海外の型紙、パターンの使い方・縫い方(その3)

前回に続いて、イーヨーを例にパターンの使い方と縫い方を紹介します。
 
To English readers: I am explaining here how to use foreign patterns and some tips which might help Japanese readers. If you would like to read in English, I will write. Please let me know from the comment box at the bottom of this post.
ぬいぐるみの耳の裏側が表にはみ出さない方法は、裏側の生地(オフホワイト)を表と同サイズにカットした後、裏耳だけ端をハサミで2ミリほど切り落とします。この方法は、ブラウスやシャツの衿など洋服を作る時も応用できます。バッグを作る時は、私は裏布のまわりを5ミリ小さくします。
中表にしてまち針で留めます。写真のように反り返りますので、裏耳を上にしてミシンで縫います。
縫い終わったら、表に返した時にツレないように尖っている部分の縫い代をカットします。

表に返したイーヨーの耳です。

 

さて、前回、(その2)で顔のパターンにある目や口の印付けはいらないと書きましたが、私の方法はこうです。

  • マッコール、シンプリシティ、Vogueなどの海外のパターンの紙は透けているので、パターンの下に目や口の生地(フェルト)を置いて、直接ハサミで切り出す。かなり手抜きですが、簡単にできます。
  • ぬいぐるみが出来上がった後に、顔のパターンを上に乗せて、その下に切り出した顔のパーツを置いてまち針でそれぞれずれないように2ヶ所ほどブスブスと刺しておく。
  • 手縫いで星止めにする。ボンドだと子どもが撫でまわして取れちゃいます。星止めとは、星型に縫うのではなく、遠くに見える星のようにプチっと点のような縫い目が表に出る方法です。裏を大きくすくって、表は点のみです。

海外の型紙、パターンの使い方・縫い方(その1)はこちらからどうぞ

海外の型紙、パターンの使い方・縫い方(その2)はこちらからどうぞ

 

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姪が撫でまわして顔のパーツが取れてしまった手作りプーさん。おかしな顔に…。この後顔が全部なくならないように慌てて縫い付けました。

 

 

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