Thursday, July 5, 2012

海外のパターン、型紙の使い方・縫い方 (その1)

海外の型紙の使い方・縫い方

 

海外、特にアメリカの型紙で、大人の洋服、子どもの洋服、おもちゃ、ぬいぐるみ、バービーの服、バッグ、小物などをたくさん作ってきました。型紙コレクションはビンテージも含めて100くらい…あります。英語だから難しそうと思いますか?インチやヤードって何センチ?面倒くさそう? 実は本当に誰でも作れるように出来ているんです。私の経験から、使い方、縫い方をお伝えします。

To English readers: I am explaining here how to use foreign patterns and some tips which might help Japanese readers. If you would like to read in English, I will write. Please let me know from the comment box at the bottom of this post.

  • 私がアメリカの型紙を使う4つの理由

1. 紙質が日本のものより優れている。

  • 薄くて強くて柔らかく、その上透き通っているので、私は型紙だけまち針で留めて仮に服の形にして着てみたりします。なのでサイズのチェックなども立体的に可能。日本の型紙ではできません。
  • 透き通っているので、例えばぬいぐるみの顔など、生地に印付けをしないで、出来上がったぬいぐるみにカットした顔のパーツをパターンの下において場所を決めることができます。恐ろしく手抜きができます。

 

2. パターンに縫い代が含まれている。

  • 縫い代を足すこともなく、格段にミシン縫いが楽になります。超簡単な縫い方は次回に書きますね。

 

3.パーツを合わせる印は、ノッチ(切り目)のみ。

  • ノッチは素晴らしいです。ひとつのパターンに複数のノッチがあり、それぞれ切り目1つ、2つ、3つなどとなっていて、迷うことなく、例えばノッチ2つの部分は相対するパターンのノッチ2つと、ノッチ3つの部分は同じくノッチ3つと合わせるようになっていて、どことどこを合わせるんだっけ?などと考える無駄な時間はいりません。上の写真のパターンの▲の印がノッチです。

 

4.なにしろ立体的である。

  • 日本人が洋服を着るようになって何年でしょうか? 歴史が違うとしか言いようのないパターンの作り。海外のパターンを見るたびに思うことです。バービーのブラウスの型紙などまるで人間の衣服のようにダーツが山ほどついています。例としてぬいぐるみ(イーヨー)のタテガミのパターンの写真を載せます。カーブがついて、わん曲してますよね。普通ただの長方形ですよ、日本は。細かいことのようですが、出来上がりに大きな差がでます。

 

次回は、Winnie the Poohの仲間、イーヨーを作った際の写真を使って詳しく説明します。

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