海外の型紙の使い方・縫い方
海外、特にアメリカの型紙で、大人の洋服、子どもの洋服、おもちゃ、ぬいぐるみ、バービーの服、バッグ、小物などをたくさん作ってきました。型紙コレクションはビンテージも含めて100くらい…あります。英語だから難しそうと思いますか?インチやヤードって何センチ?面倒くさそう? 実は本当に誰でも作れるように出来ているんです。私の経験から、使い方、縫い方をお伝えします。
To English readers: I am explaining here how to use foreign patterns and some tips which might help Japanese readers. If you would like to read in English, I will write. Please let me know from the comment box at the bottom of this post.
- 私がアメリカの型紙を使う4つの理由
1. 紙質が日本のものより優れている。
- 薄くて強くて柔らかく、その上透き通っているので、私は型紙だけまち針で留めて仮に服の形にして着てみたりします。なのでサイズのチェックなども立体的に可能。日本の型紙ではできません。
- 透き通っているので、例えばぬいぐるみの顔など、生地に印付けをしないで、出来上がったぬいぐるみにカットした顔のパーツをパターンの下において場所を決めることができます。恐ろしく手抜きができます。
2. パターンに縫い代が含まれている。
- 縫い代を足すこともなく、格段にミシン縫いが楽になります。超簡単な縫い方は次回に書きますね。
3.パーツを合わせる印は、ノッチ(切り目)のみ。
- ノッチは素晴らしいです。ひとつのパターンに複数のノッチがあり、それぞれ切り目1つ、2つ、3つなどとなっていて、迷うことなく、例えばノッチ2つの部分は相対するパターンのノッチ2つと、ノッチ3つの部分は同じくノッチ3つと合わせるようになっていて、どことどこを合わせるんだっけ?などと考える無駄な時間はいりません。上の写真のパターンの▲の印がノッチです。
4.なにしろ立体的である。
- 日本人が洋服を着るようになって何年でしょうか? 歴史が違うとしか言いようのないパターンの作り。海外のパターンを見るたびに思うことです。バービーのブラウスの型紙などまるで人間の衣服のようにダーツが山ほどついています。例としてぬいぐるみ(イーヨー)のタテガミのパターンの写真を載せます。カーブがついて、わん曲してますよね。普通ただの長方形ですよ、日本は。細かいことのようですが、出来上がりに大きな差がでます。
次回は、Winnie the Poohの仲間、イーヨーを作った際の写真を使って詳しく説明します。
この作品を作りたいけど自宅にミシンがない、作り方がわからない方へ
自宅でミシンカフェならぬ、ソーイング・カフェを開いています。お教えしますので、お友達と一緒に作りませんか?
お問い合わせはプロファイル頁にあるアドレスにメールでお願いします。日程や時間帯はご相談に応じます。働いている方も是非手作りを楽しんで欲しいです。ミシンとロックミシンは揃っています。手作りを一緒に楽しみましょう。
お問い合わせはこちらのプロファイル頁の左側、メール欄からどうぞ。
No comments:
Post a Comment